雑踏に飲み込まれてゆく彼女の姿を、
ただ、ぼんやりと眺めていた
僕と彼女の心が何一つ変わらないとしても、
時の流れが否応無しに二人を引き裂いてゆく

人は、立ち止まりながら生きていけない