2099-07-06 ■ 雨が降ってきた誰も望んではいないのに でも僕は知っている いつか雨も止んでしまうことを 失ったものは懐かしい匂いがする それは12月の終わりのように君といた季節 時は流れて、いつしか降り積もり色褪せた寝顔、愛しくてそっと撫でてみる 季節が去った でも僕は知っている次の季節が訪れることを また僕を起こしてほしい