雨が降ってきた
誰も望んではいないのに
でも僕は知っている
いつか雨も止んでしまうことを

失ったものは懐かしい匂いがする
それは12月の終わりのように
君といた季節

時は流れて、いつしか降り積もり
色褪せた寝顔、愛しくてそっと撫でてみる

季節が去った
でも僕は知っている
次の季節が訪れることを

また僕を起こしてほしい