2099-08-12 ■ 執拗に繰り返される永劫の別れにそれまで自分を支えてきた信念に近いものが根元からボキッと折れて役立たずと罵られている誰一人として失いたくなかったのに、実際には自分しか残っていない醜く、浅ましく、そして孤独だこんな夜にいったい何を欲しがればいいのだろう温もりを抱えた者達よ、もう誰も傍に寄らないで欲しい血まみれの呻き声が夜に漏れていく